Tuesday, June 26, 2007

ここが違う!

フランスとアメリカ、違う大陸にある違う国なので比べるのはバカなのですが、「おぉっ!」と思った違いをいくつか。上の写真はその1。なんとマクドナルドの中にマックカフェという、ベーカリーのような物があったのです!!!写真禁止ということだったので、Mが歩きながら気がつかれないように撮ってくれたのでぼけてますが、感じは分かっていただけるでしょうか。ケースの中にはもちろんフランスでは欠かせないクロワッサンも。クロワッサンのような高カロリーものはやっぱり確実に美味しいところでと思ったので、マックでは試しませんでしたが。
そしてこれはアメリカのアイスクリーム会社、Ben & Jerry'sの牛君。フランスではおフランスなたすき(?)をかけています。パリではハーゲンダッツが大人気なようで、どこにでもお店が。Ben & Jerry'sの知名度はいまいち低いようです。頑張れ、牛君!
それとアメリカと徹底的に違うのはお店の営業時間。朝の開店、ちょっと遅すぎると思うんですけど~。到着翌日は日曜日だったのですが、朝デカフェのコーヒーを探して散々歩きました。ホテルのすぐ近くにスタバもあったのですが、開店は9時だったかな?コーヒー屋さんは日曜日でも7時くらいに開くものだと思っていた私にはショックでした。どこも閉まっていて、結局開いていたのはマクドナルドだけ。しかもデカフェは無し(涙)。どのお店もデカフェコーヒーはなかなか置いて無くって、これもアメリカとは違うところでした。

あとはやっぱり街を歩く人たちの服装ですね。やっぱりみんなおしゃれ!あ、でもこれは私がださいアメリカ中西部の人たちの服装に慣れてしまったからかも???

ノルマンディーにて

ノルマンディーへの日帰りツアーに参加しました。ノルマンディーへはパリからバスで3時間半くらいです。ノルマンディーの5つの海岸はイギリス軍とアメリカ軍が世界第二次大戦のときにドイツ軍と戦うために上陸したので有名です。歴史おたくのMの希望で行ってきました。

5つの海岸のうち4つにツアーでは行ったのですが、特にオマハビーチとユタビーチの間にあるPointe du Hocには戦争のあとがくっきりと残っていました。上の写真で地面がへこんでいるのは爆弾の跡で、どれも2メートル以上の深さです。
↑これは ドイツ軍の掩体壕(?)です。英語ではBunkersと呼ばれるのですが、日本語はちょっと???ここに銃などが置かれていました。

これはオマハビーチにある、命を落としたアメリカ兵のための墓地です。ここはフランスの中でもアメリカとみなされていて、アメリカの旗が立ち、墓石はすべて祖国であるアメリカがある西を向いています。見渡す限りに墓石が並び、こんなに沢山もの若い人たちが戦争でなくなったという事実が果てしなく続いているように見えました。15、16歳で亡くなった人もいました。高校生くらいの男の子がどんな気持ちで戦争に行ったのか、どんな恐怖を経験したのか、亡くなったという知らせを受けた家族の気持ちなどを考えると、世界平和を願わずにいられませんでした。

セミ大発生


5月の末ごろから、シカゴ近辺でセミが大発生しています。17年に一回の大発生ということで、セミが出てくる前からテレビでもラジオでもセミのことばかり。大発生って言ったって、大げさに言ってるだけでそんなたいしたことないだろうなぁ~なんて高をくくっていた私。実際に5月の末になってもうちの周りにはセミなんて全くいません。
が、しかし!!!うちの周りにいないのは、うちは17~16年前にできた住宅地にあるためだったのです。建築工事で土が掘り返されたから出てこなかっただけで、Mの実家や叔母の家の周りには想像を絶する数のセミが!!!午後は外でなんて会話ができないくらいのセミの音。一番上の写真は義父母の家の庭のセミが出てきた穴です。次の写真のように、抜け殻があちこちに。この2枚の写真を見てもまだ「ちょっとReiって大げさ?」と思っている方は、↓下の写真をどうぞ。

これ全部セミの抜け殻です。虫恐怖症の私にとっては、ただいま義父母の家は近づけない領域となっています。でも来週の水曜日にはどうしても行かなくっちゃ行けない!!!それまでにはセミは死んでしまうだろうということですが、やっぱり不安だなぁ~。

Monday, June 11, 2007

作戦

二人で旅行をすると、どうしても一人が被写体となってもう一人が写真を撮るということがほとんどになります。二人で旅行をしたはずなのに、写真に写っているのはいつも一人ということに。やっぱり二人一緒の写真も欲しいよね、ということで作戦(なんとも大げさな...)を思いつきました。

まず観光地の写真スポットについたら、周りを見回して、ツアーに参加していなさそうな二人組みの日本人を探します。明らかに日本人と分からない場合には気がつかれないように近づき、会話が何語かを私がチェック。日本人という確認が取れたら、この二人が写真を撮りだすのを待ちます。1~2枚撮ったところで私が近づき、「お二人ご一緒の写真、お撮りしましょうか?」と日本語できくと、必ず喜んで「いいですか?お願いします」とカメラを渡してきます。ここで「写真撮るあいだバッグ持ってて」などとMに話しかけ、こちらも二人組みなのをさりげなく相手に知らせます。パチっと撮ったらカメラを返し、その際に「ちゃんと撮れていなかったらもう一度撮りますから、確認していただけますか?」と言うのがポイント。相手がアメリカ人だとここで「ありがとう」の一言とともに去っていかれる可能盛大なのですが、やはり気遣いばっちりの日本人は「じゃあ今度は私がお二人の写真、撮りましょうか?」と必ず言ってくれるのです。そして写真を撮ってくれた後はもちろん「確認を...」と言ってくれるんですね。日本人ならカメラを持って逃げる心配もないし。この作戦なかなか大成功で、今回の旅行ではMと二人の写真が増えました♪

Sunday, June 3, 2007

フランスだからフレンチフライ?

パリのファーストフードでクレープスタンドと並んで多いのは、 レバノンやギリシャ系のギロスやファラフェルを売るスタンドです。私達の滞在したホテルのすぐ近くにも何件も。そんなに人気なら試さないとね、ということでオーダーしてみました。

アメリカでギロスといえばピタパンにお肉、レタス、トマト、玉ねぎ、ソースが入っていて、お店によってはそれプラスフェタチーズが入ってたりオリーブが入ってたりもします。でもパリでお店のお兄さんにはいと手渡されたギロスにはなぜかフレンチフライが詰まってる。周りを見るとみんなそのままかぶりついているようなので、どうもフランスではこれは普通らしい。Mとやっぱフランスだからフレンチフライ入り?なんておバカなことを言いながら食べました。

ところが昨日行ったMのいとこの卒業パーティーで会った人によると、地方にもよるけれどギロスの本場ギリシャでもフレンチフライ入りだそうで。全然知りませんでした。無知な私たちは「フランスだから...」なんて言っていましたが、けっこう本格的だったんですね、フランスのギロスって。でも本当の感想は、アメリカ式のギロスのほうがおいしいかなぁなんて。もちろんこれはこれで美味しかったのですが。詰めすぎで食べにくいし、フライをがぶっと口いっぱいに食べると(ってお行儀悪いですね)むせそうになるし。フレンチフライはできれば別に食べたいかなと思います。