シカゴの夏－その１

冬が長く厳しいシカゴ、暖かくなると「いったいどこから？」って思うほどの人が外に出てきます。野外コンサート、花火、スポーツなどなど、外ですることは山のようにあります。私たちも夏のシカゴに欠かせない、野球の試合観戦に行ってきました。

シカゴには２つ野球チームがあり、北はCubs、南はWhite Soxファンという人が多いようです。今回行ったのはカブスの試合。カブスの球場Wrigley Field付近は渋滞がひどいし駐車が困難なため、テレビ番組ERでもおなじみの電車”L”を使って行ってきました。「汚い」「変な人がのってることが多い」などと聞いて「エル恐怖症」となり一度も乗ったことの無かった私。初めて乗ったエルは想像以上にきれいでした。始発の駅で乗ったので、ごらんの通りガラガラです。

これはリグリー球場の目の前にあるアディソン駅から。駅のサインにカブスのマークがついていて、かわいい♪奥に球場のスタンドが見えます。

球場についたら先ず食べ物と飲み物を。上はBratwurstというドイツ系のソーセージ。ドイツ系移民の多いウイスコンシンに近いためか、シカゴでも大人気です。シカゴではホットドッグやブロットワーストにはマスタードのみで決してケチャップを使ってはいけないという暗黙の決まりがあります。ケチャップを使うと、いきなり知らないおじさんに怒られたりするので注意。下は安っちいチーズソースがおいしいナチョス。辛いハラペーニョと一緒に。これ食べるとかなりおなかいっぱいになります。飲み物はビールが美味しそうですが、私は暑い日にアルコールを飲むと頭が痛くなるので、ソーダとお水で我慢。

歴史があるというと聞こえがいいけど、かなり古いリグリー球場。このスコアボードも手動です。

球場は満席。球場だけではなく、隣接しているビルの屋上も人だらけ。隣から覗き込むかたちで試合を観るのはRooftop Gameと呼ばれ、この食べ放題飲み放題のチケットは入手困難でけっこう高い物だとか。 私も一度招待されて行きましたが、ビールを飲んでおしゃべりしていたら試合は終わっていたというのが本当のところです。

肝心の試合はというと、カブスのボロ負け。３回までになんと９点も取られてしまいました。私が行くと、いつも負けるのはなぜ？？？雰囲気を楽しめたので、いいのですけどね。