Tuesday, June 26, 2007

ノルマンディーにて

ノルマンディーへの日帰りツアーに参加しました。ノルマンディーへはパリからバスで3時間半くらいです。ノルマンディーの5つの海岸はイギリス軍とアメリカ軍が世界第二次大戦のときにドイツ軍と戦うために上陸したので有名です。歴史おたくのMの希望で行ってきました。

5つの海岸のうち4つにツアーでは行ったのですが、特にオマハビーチとユタビーチの間にあるPointe du Hocには戦争のあとがくっきりと残っていました。上の写真で地面がへこんでいるのは爆弾の跡で、どれも2メートル以上の深さです。
↑これは ドイツ軍の掩体壕(?)です。英語ではBunkersと呼ばれるのですが、日本語はちょっと???ここに銃などが置かれていました。

これはオマハビーチにある、命を落としたアメリカ兵のための墓地です。ここはフランスの中でもアメリカとみなされていて、アメリカの旗が立ち、墓石はすべて祖国であるアメリカがある西を向いています。見渡す限りに墓石が並び、こんなに沢山もの若い人たちが戦争でなくなったという事実が果てしなく続いているように見えました。15、16歳で亡くなった人もいました。高校生くらいの男の子がどんな気持ちで戦争に行ったのか、どんな恐怖を経験したのか、亡くなったという知らせを受けた家族の気持ちなどを考えると、世界平和を願わずにいられませんでした。

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